2024年1月1日に能登を襲った能登半島地震。
能登鉄道も同じく地震の被害を受けました。
この記事では、能登半島地震により被害を受けた能登鉄道の被害について解説しています。
また、能登鉄道を使用する際に使えるお得な切符についてもご紹介しているので、能登鉄道に乗ってみたい!気になる!という方はぜひ参考にしてみてください。
能登鉄道とは
能登鉄道とは七尾~穴水をつなぐ能登を走っている鉄道です。
能登半島・七尾湾側の海沿いを走るため、景色がよく観光客にも人気の能登鉄道。
能登鉄道沿線の駅には魅力が詰まっており、「能登島大橋」に近い和倉温泉駅や「ツインブリッジのと」に近い西岸駅など能登観光にもバツグンです。
能登半島地震による能登鉄道の被害
2024年1月1日に能登半島を襲った地震で、能登鉄道は被害を受けました。
具体的には線路の湾曲、土砂災害、各駅の施設にも被害がありました。
地震当初は能登鉄道すべての電話やFAXが繋がらない状態。
穴水駅で1月から3月までの土日に期間限定で牡蠣が食べられる「あつあつ亭」は地震の被害を受け、令和6年は営業中止となりました。
能登鉄道の復旧時期
七尾~能登中島間は2月15日に運行が再開。
この時点で、能登中島~穴水間はバス代行として再開しました。
地震発生より3か月後の4月6日、全線復旧し、運行が再開されました。
能登鉄道の停車駅一覧
能登鉄道の停車駅は以下の8駅です。
- 穴水駅
- 能登鹿島駅
- 西岸駅
- 能登中島駅
- 笹師保駅
- 田鶴浜駅
- 和倉温泉駅
- 七尾駅
穴水駅から七尾駅までの所要時間は約50分となっており、1時間足らずでぐるりと回れるのが特徴の一つです。
能登鉄道のお得な切符
能登鉄道には以下のさまざまなお得な切符があります。
- 湯浅啓氏写真集「のと鉄道」
- つこうてくだしフリーきっぷ
- 奥能登まるごとフリーきっぷ
- 空港連絡切符
それぞれについて詳しく解説します。
湯浅啓氏写真集「のと鉄道」
のと鉄道を撮り続けている写真家、湯浅啓氏による写真集「のと鉄道」がついたお得なフリー切符です。
四季折々の沿線写真や、のと鉄道裏側の写真など、美しい写真が収められており、見る人をワクワクさせる写真ばかりです。
価格は大人が3,000円、子どもが2,500円。
写真集のみ欲しい方は穴水駅横の穴水町物産館四季彩々で2,530円で売っています。
穴水駅の窓口で購入できる特別な切符なので、写真集が欲しい人はぜひ穴水駅で購入してみてください。
フリーきっぷは販売後1ヶ月以内の土日祝に使えます。
>>湯浅啓氏写真集「のと鉄道」について詳しく見てみる
つこうてくだしフリーきっぷ
つこうてくだしフリー切符はのと鉄道に1日乗り放題のお得な切符。
ただし利用できるのは土日祝日のみなので注意しましょう。
料金は大人が1,000円、子どもが500円です。
観光で能登を訪れ能登鉄道に乗る人はぜひ購入してみてください。
以下で購入できます。
- 能登中島駅窓口
- 田鶴浜駅窓口
- 七尾駅販売所
- 列車運転士
- 代行バス車内
奥能登まるごとフリーきっぷ
奥能登まるごとフリー切符は、のと鉄道と北鉄奥能登バスが2日間乗り放題のお得なきっぷです。
料金は大人3,000円、子ども1,500円となっており、以下で購入できます。
- 穴水駅
- 七尾駅係員
- 輪島旅行センター
- 門前営業所
- 飯田営業所
- 宇出津駅前
特急バスで利用できるのは穴水~輪島間、穴水から珠洲間のみなので注意しましょう。
空港連絡切符
空港連絡切符は、のと里山空港-のと鉄道各駅を利用できるお得な切符。
料金は距離によって異なります。
七尾駅・和倉温泉駅・田鶴浜駅~穴水駅~のと里山空港は大人820円、子どもが410円。
笠師保駅・能登中島駅・西岸駅・能登鹿島駅~穴水駅~のと里山空港は大人510円 、小人260円となっています。
なお、切符は以下の場所で購入できるのでぜひチェックしてみてください。
- のと鉄道駅係員(穴水駅・能登中島駅・田鶴浜駅・七尾駅)
- のと鉄道運転士、北鉄奥能登バス車内(空港-穴水間)
まとめ
2024年1月1日に地震の被害を受けながらも4月6日には全線復旧した能登鉄道。
能登の美しい景色を楽しみながら乗れるため、能登を楽しむにはもってこいです。
土日祝限定のお得な切符も多数あるため、観光で能登を訪れた際は乗ってみてはいかがでしょうか。
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